結論
会えない時間を受け入れる
片思いの相手に会えないと、会いたくて、気になって、なにも手に付かなくなりますよね。
でも、そんな時こそ、焦りは禁物なんです。
片思いの相手といっても人によって相手との関係性は様々で、例えば、同じ職場や学校のように毎日のように顔を合わせるパターンもあれば、美容師とお客さんのように滅多にチャンスがないパターンもあります。
但し、ここで大切なことは、その相手と会えるタイミングを乱さないこと、つまり、自然なタイミングに委ねるということが大切なんです。
片思いの相手に会いたいからといって、頻度を変える必要はありませんし、むしろ、頻度を変えることで不自然さが増して上手くいかなくなってしまうことすらあるのです。
まずは、会えない時間を受け入れる、つまり、自然なタイミングに委ねるということを念頭に置いてください。
しつこく連絡しない、会いに行かない
片思いの相手に会いたいあまり、しつこく連絡してしまったり、不自然なタイミングで会いに行ってしまうのは、最悪です。
もちろん、全ての人に必ず当てはまるわけではありませんが、基本的に、まだ両想いになっていない相手や、相手の気持ちを確かめていない段階で、LINEを送る頻度や会いに行く回数を増やしてもいいことはないのです。
連絡してはいけない、会いに行ってはいけない、という意味ではありませんが、それよりも、この記事の後半で紹介するような、もっとほかの対策に気を使う方が、よっぽど効果があるんです。
詮索しない
片思いの相手に会えないときに、一番やってはいけないことが、詮索です。
特に、SNSの詮索をしたって、いいことなどひとつもありません。
職場や学校のように相手と接点がある場合でも、店員とお客のようにあまり接点がない場合でも、今の世の中、好きな人のSNSを見つけることはそれほど難しいことではありませんよね。
名前ひとつで、ツイッターやインスタを発見するのも簡単ですし、最初からアカウントを交換して知っていれば、投稿が気になって気になって仕方がないはずです。
でも、まだ両想いになっていない片思いの相手だからこそ、SNSからの情報だけに頼ってしまうと、間違ったイメージを持ちかねません。
別の言い方をすれば、勝手に妄想を膨らませて、勝手に悩みを増やしてしまうことになりかねないのですね。
片思いの相手がどんな投稿をしているのか、たまに見てみるのは悪いことではありませんが、その相手がどんな投稿にいいねをしているのか、コメントしているのか、そこまで探り始めてしまったらやりすぎです。
それよりも、もっとよい方向に行動してみるのがよい結果を生むはずです。
第一、大好きな片思い相手だからこそ、相手のことを知るのは相手から直接聞けるときのためにとっておきたいものですよね。
相手との距離感に応じた行動パターン
相手が喜ぶ行動を見せる
片思いの相手に会えない時間こそ、相手が喜ぶ行動を見極めるチャンスです。
まだ深く知り合っていない相手がどんな行動に対して喜んでくれるのかなんて、最初は検討がつかないかもしれませんが、相手の気持ちを思い浮かべて、想像してみることが大切です。
例えば、片思いをしている相手と何度か世間話をしたことがある場合、その会話の中で、とある人気のカフェの話が出たとします。
せっかく好きな相手とカフェの話をしたのなら、そのカフェに一人で実際に行ってみるのです。
また、例えばそれが、流行りのアーティストや映画の話題であれば、その曲のPVを見てみるとか、映画を見てみるというように、相手から得た情報を実際の行動に落とし込むということが次につながるんです。
自分がしゃべった内容を、相手が覚えていてくれるだけでも嬉しいのに、相手が行動にまで移してくれたら、それほど嬉しいものはないですから。
逆に、世間話さえしたことがないような間柄の場合でも、相手の気持ちを思い浮かべてみることは大切です。
例えば、片思いの相手がコンビニ店員とお客のようにまったく接点がない場合、次に会ったときにきちんと挨拶をするとか、ちゃんと相手の目を見て世間話をしてみようとか、そういう心構えをもつことだって、立派な行動なんです。
相手に与えたい印象から行動する
相手の気持ちを想像し、相手のために行動してみることが大切ですが、相手の気持ちを想像することが難しいのもよく分かります。
そんな時でも、心配いりません。
例えば、自分が相手に与えたい印象、つまり、相手からどう思われたいかを想像して、その行動を準備してみるだけでも大きな成長です。
片思いの相手に清潔感を与えたい、さわやかな印象を与えたいと思うなら、日頃からそんな生活をしていなければ、いざというときにボロが出ます。
理想の自分をイメージし、それに近づく努力を日々の生活の中に取り入れることが、結果的に片思いの相手に与える印象へとつながるんです。
会えない時間は、そんな風に使うべきなんです。
自分を高める、成長させる
片思いの相手に会えない時間を、無駄にすることなく、有意義にするためには、自分を高める、成長させるのが一番です。
会えない時間をなんとなく過ごすのではなく、仕事をがんばる、趣味や資格に取り組むといった行動は、一見なんの関係もないように見えて、片思いの相手と会えたときに一番パワーを発揮します。
だって、想像してみてください。
会えない時間がいつか終わり、片思いの相手に会えたときに、最近どう?って聞かれて、特になにもしていなかったなんて答えたら、つまらないですよね。
仕事でも私生活でも、なにかに頑張っている人って、誰から見ても魅力的なんです。
まとめ
自分の感覚を信じる
結論を言うと、片思いしているあなたが最強なんです。
ここまで、会えない時間を無駄にせず、実際に行動してみることの大切さを具体的に紹介してきました。
そして、その行動は、相手の気持ちを想像することが大切だと気づいたと思います。
でも、相手の気持ちを想像するって、簡単なようで難しいですよね。
でも心配いりません。
自分の感覚を信じるということも、とても大切なんです。
あなたが、その相手のことを好きであればあるほど、ほかの誰よりもその相手のことを観察しているはずです。
その感覚は、100%ではありませんが、当たっていることも少なくないのです。
まずは自分の感覚を信じて、相手の性格や、相手が求めている行動を想像してみることが大切です。
共通の知り合いから情報を得る
同じ職場や学校に通っている場合でも、店員とお客のように接点が少ない場合でも、共通の知り合いからの情報はとても有効です。
共通の知り合いといっても、その知り合いに恋愛相談をする必要はありません。
何気ない世間話の中で、あなたが片思いしている人の話題を出してみるだけでも十分なんです。
意外と、自分が知らない情報を持っていたりするものなんです。
経験豊富な人に相談する
共通の知り合いがまったくいない場合は、経験豊富な人に相談してみるのも一つの手です。
例えば、最近は、恋愛に強いカウンセラーにネット上で相談できる機会が増えてきました。
恋愛カウンセラーや恋愛コーチとしてフリーランスで活躍している人に、それほど高くない金額で相談することができるので、そのようなサービスを介して片思いの相手のタイプを見極めてみるのも手です。
また、昔から占い師に相談するのも有効ですよね。
スピリチュアルに占ってもらうのではなく、何百人、何千人の相談を聞いてきたエキスパートに、片思いの相手のタイプを見極めてもらうという活用方法が効くんです。
自分の感覚と、第三者の意見を総合して考えれば、一人で悩むよりもよっぽど正しい答えに近づきます。
正しい答えを得たら、あとは行動あるのみ。
会えない時間に努力をした人が、会えたときに相手を引き寄せられるんですよね。