職場

職場で愚痴ばかり言う人のトリセツ

結論

相手は変えられない

愚痴ばかり言う人に限って、職場を辞める気配がありませんよね。

まず一番最初に押さえておいて欲しいことは、愚痴ばかり言う人を、変えることなんて出来ないということ。

もちろん、可能性がないわけではありませんが、相手を変えることなんて無理なんです。

むしろ、職場で愚痴ばかり言う変わらない相手を変えようとすることで、逆にその相手から受けるストレスが増幅されてしまうんですよね。

どんなことに対しても不平不満ばかり言う人って、どんな職場にも一人はいるもの。

まずは、相手を変えることなんて出来ない、もし変わったらラッキー、という程度に期待を低く持つことが大事なんです。

同じ色に染まるのが最悪

職場に愚痴ばかり言う人がいる場合、そのことからストレスを受けるというよりも、自分まで同じ色に染まってしまうことが最悪なんです。

つまり、愚痴ばかり言う人のことを、嫌だなと感じながらも、自分まで同じように愚痴を言うようになってしまうのが、染まるということ。

職場で愚痴ばかり言う人にどう対処すべきか考える前に、自分もそんなネガティブな人間になっていないか、染まっていないか、もう一回よく見直してみることが大切です。

職場で不平不満ばかり言う人って、周りに悪いオーラを出していますよね。

自分がそんな人間にならないようにすることが、一番大事なんです。

なるべく離れるのがベスト

職場で愚痴ばかり言う人に限って、その職場でベテランだったりしませんか?

勤続年数が長いベテランほど、不満を口にするもの。

自分の常識が正しいと思って、それに自信があるからこそ、愚痴という形で自分の正当性を主張するのですよね。

そんな相手からは、離れるのがベスト。

この記事では、ネガティブな相手に染まらないように防衛しつつ、ストレスから逃れる具体的な方法を考えていきます。

愚痴ばかり言う人のパターン

自分の立場を守るパターン

職場で愚痴ばかり言う人って、なぜそうなってしまうのでしょうか。

答えは簡単で、自分の立場を守ろうとしていることが多いんです。

もちろん、会社に入ったばかりの新人さんが愚痴ばかり言うパターンもありますが、往々にして、ベテランほど不平不満を言うようになるもの。

その職場の中で、ある程度の経験や地位があり、力を持っているからこそ厄介なんですよね。

そしてもっと最悪なパターンは、愚痴を言うという行動が、本人のストレス発散になってしまっているパターン。

周りにネガティブを振りまいて、本人が気持ちよくなってしまっている場合、それを止めるのはとても難しいと言えます。

正当な愚痴があるパターン

その一方で、愚痴によく耳を傾けてみると、「一理あるな」と感じることも少なくありません。

例えば、残業が多い、給与などの条件が悪い、有給休暇を取らせてもらえないなど、いわゆるブラック企業に代表されるようなパターンです。

このような場合、ある意味で、愚痴を言うのももっともなんですね。

但し、もしも職場に不満があるのなら、それを改善してもらうとか、もっと条件のよい職場に転職するといった、選択肢があるはずです。

愚痴を言っても、条件が改善されるわけではありませんし、いいことなんて一つもないんですよね。

そもそも性格が悪いパターン

職場で愚痴ばかり言う人って、その人なりの理由や根拠があるパターンもあります。

でも、理由や根拠もなく、ただ単純に、性格が悪いというパターンもあるんですよね。

性格が悪いなんて人聞きが悪いですが、事実、生まれ育った環境や、周りの人間関係の影響で、どうしても性格がひねくれてしまう人もいます。

20年、30年といった長年の人生の積み重ねから形成される人間の性格は、そう簡単に変わるものではありません。

性格は一生変わらない。

そう割り切って、相手が変わらなくても解決する対処法を考えた方が現実的なんですよね。

まとめ

相手を否定しない

職場にいる愚痴ばかりの人に対処するために、相手を変えるのは無理という話をしてきました。

もちろん、絶対に不可能とは言いません。

しかし、ほぼ無理と言っても過言ではないんです。

そんな愚痴ばかりの人への対処法としては、そんな職場から逃れるというのがベストな手段であり、そのためには、あえて相手を否定しないということが大切です。

つまり、相手を否定して敵を作るのではなく、同調しないことが大切なんです。

職場でネガティブを振りまいている人に真っ向から立ち向かっても効果は見込めませんし、場合によっては、逆効果を生みかねません。

愚痴を言っている人に同調しないと、もしかすると孤立してしまうかもしれませんが、それでいいんです。

同調して、知らず知らずのうちに同類のように染まってしまうことのほうが、よっぽど恐ろしいことなんですよ。

愚痴ばかりの人を遠ざける

相手を否定することなく、同調せずに生きていくためには、その愚痴ばっかり言っている人を遠ざけるのがベストです。

もちろん、今すぐに転職するなんて無理ですよね。

本当は、そんな職場を転職してしまうのがベストですが、現実問題、すぐに転職するなんて難しいことはよく分かります。

それならば、今いる職場内で、転職できるまでの間、やり過ごすのが大人の対応と言えるでしょう。

愚痴ばかり言う人の近くにいると、嫌だな、と感じながらも、少しずつそれに慣れていくのが人間というもので、気づいたら自分まで一緒になって愚痴を言ってしまっているという最悪なパターンもあり得るんです。

愚痴ばかり言う人と、物理的に離れることが可能な職場なら、なるべく遠ざけて仕事をするのがベストですし、どうしても一日中一緒にいなければならないなら、少しでも接触時間を減らすとか、その人の声が耳に入らないようにするとか、なんでもいいので遠ざけるということを意識してみてください。

繰り返しになりますが、本当に苦しいなら、転職するのがベストです。

職場で愚痴ばかり言う人を放っておくような職場って、そもそも未来がありませんから。

ポジティブの発信源になる

愚痴ばかり言う人は、出来る限り遠ざけることがベストだと言いました。

確かに、それが事実です。

でも、せっかくなんですから、ネガティブを遠ざけるだけじゃなくて、ポジティブの発信源になるということもとても効果的です。

誰かの悪口を言うよりも、その人の良い部分を見つけて口に出してみるとか、不満のある職場の中にも、その職場を続ける意義を見いだせるかもしれません。

消去法的に、「給与が下がるよりは今の職場の方がマシ」という考え方でも、ただ不満を抱え込むよりずっと前向きなんです。

そして、人に相談するというのもとても大切。

同じ職場で、同じように愚痴を我慢している仲間を見つけるだけでも救いになりますし、第三者に相談してみるのも手です。

ここでポイントなのが、他人に解決を期待しないということ。

あくまでも行動しなければいけないのは自分なんです。

でも、最近はいわゆるスキルシェアと呼ばれるサービスなどで、プロのカウンセラーさんに相談できる機会も身近になりました。

第三者の意見として、自分の考えを人に相談してみると、モヤモヤしていた気持ちがすっと消えてなくなるものなんです。

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